新エネルギーまとめ
再生可能エネルギー(Renewable Energy)
自然エネルギー
太陽エネルギー
風力、風力発電
地熱発電
大気熱発電
水力発電
バイオマス発電
温度差海洋エネルギー性能
地熱発電(柳津西山地熱発電所)
水力発電に用いられるダム(黒部ダム)
再生可能エネルギーは原理的には温室効果気体を排出せずにエネルギーが得られるものが多く、新しいエネルギー源として、また地球温暖化への対策としても有効とされる。
設備の製造・メンテナンス・廃棄や燃料の運搬などにはある程度のエネルギー(電力、燃料など)を投入する必要があり、その過程で温室効果気体もある程度排出されるが、それら全てを考慮した上で
* 設備が寿命を迎えるまでに生み出すエネルギーの方がどれだけ大きいか(エネルギー収支またはエネルギー収支比)
* 化石燃料等に比して、生み出すエネルギー量あたりの温室効果気体の排出量がどれだけ少なくなるか
という点が性能を論ずる時に評価対象となり、多くがその有効性を認められている(スターン報告やIPCC第4次評価報告書を参照)。
利用に当たっては、枯渇性エネルギー源とも比較して
* 価格
* 入手性
* 安全性
* 信頼性
* 稼働率
* 保守性
* 供給の安定性(随意性)
* 利用可能な国や地域、気候
* ロケーション(冷却水の確保できる場所、日照や風況の良い所など)
* 排出物(排気・排水・排熱、廃棄物など)、リサイクル性
* 騒音、振動
* 用途との整合性
* 利用規模
* 寿命
* 建設や廃棄にかかる時間
* 将来の見通し(価格変動や供給可能量、性能向上など)
* 産業としての可能性
など、様々な点が評価の対象となり、性能の一部として論じられる場合もある。
エネルギー収支
製造や運搬などのために外部から投入するエネルギーに対して、生み出すエネルギーの比率がどれだけ大きいかが評価の対象となる。指標としては、下記のようなものが用いられる。
* エネルギー収支またはエネルギー収支比(Energy Payback Ratio:EPR)…(生み出すエネルギー)/(投入するエネルギー)で定義される。大きいほど性能が良いとされる。
* エネルギーペイバックタイム(Energy Payback Time:EPT)…投入したエネルギーを取り戻すのにかかる時間で定義される。設備寿命に対してこれが短いほど性能が良い。
エネルギー収支からみた性能は下記のような要因に影響を受ける。普及や技術開発が進むにつれ、この10〜20年程度で数倍〜十数倍変化しているものもあり、具体的な数値を論ずる時はデータの出自に注意が必要である。
* 資源の分布状況…日照、風況、燃料作物の生産性、高温熱源の位置や種類(地熱)など
* 設備の技術水準
* 生産・流通・利用の規模…一般に、普及規模が大きくなるほど性能が向上する。
* 設備等のリサイクル状況
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