新エネルギーまとめ
再生可能エネルギー(Renewable Energy)
自然エネルギー
太陽エネルギー
風力、風力発電
地熱発電
大気熱発電
水力発電
バイオマス発電
温度差海洋エネルギー費用
一般に、再生可能エネルギーの発生エネルギーあたりの費用(コスト)は既存の枯渇性エネルギーよりも高価なものが多い。しかし適切な普及促進政策により、許容できるコストで相当量を導入することも可能とされる。水力、バイオマス、地熱などは昔から実用されており、新しい技術も加わってそれぞれ利用形態が多様化している。近年は風力発電のコストも普及域まで下がっているほか、昼間の高価値なエネルギーを供給する太陽光発電などのコストも実用域に近づいている。
下記にIEAによる比較と予測の例を示す。 (この資料では石炭による発電コストを4¢/kWhとしている, Figure6.3)が、G8のうちいくつかの国ではコストは 7.88p (~15¢/kWh)よりも大幅に高い。下記の将来のコスト予測は今後の技術開発、市場の拡大と量産規模の拡大を前提としている。)
2001年のエネルギーコスト 将来のコスト予測
電力
風力 4-8 ¢/kWh 3-10 ¢/kWh
太陽光 25-160 ¢/kWh 5-25 ¢/kWh
太陽熱 12-34 ¢/kWh 4-20 ¢/kWh
大規模水力 2-10 ¢/kWh 2-10 ¢/kWh
小規模水力 2-12 ¢/kWh 2-10 ¢/kWh
地熱 2-10 ¢/kWh 1-8 ¢/kWh
バイオマス 3-12 ¢/kWh 4-10 ¢/kWh
石炭火力発電 (比較) 4¢/kWh
熱
地熱 0.5-5 ¢/kWh 0.5-5 ¢/kWh
バイオマス 1-6 ¢/kWh 1-5 ¢/kWh
太陽熱 2-25 ¢/kWh 2-10 ¢/kWh
全てのコストは キロワット時(kWh)あたり、 2001年時点での米国セント(¢)による。
出典: World Energy Assessment, 2004 update[23]、Table7。
コストが設備の価格に大きく左右されるエネルギー源(風力発電や太陽光発電・太陽熱発電など)の場合、市場規模の拡大に従ってコストが低減することが知られており、将来のコストの予測は比較的容易である。また一般にこうしたエネルギー源では、原油やウランなどの枯渇性エネルギーに比べてコストの不規則な変動も緩やかであり、コストの変動による財務リスクが小さくなる。
生産規模の拡大や新技術の投入を促すため、コスト低減に当たっては市場規模の拡大が重要視される。その一方で枯渇性エネルギーには供給安定化などを目的として直接・間接的に多額の公金が投入され、再生可能エネルギーのコスト的な競争力を削いでいる。導入に際してはこの障壁を越えるためのコストが追加される場合が多いが、後述のfeed-in tariff(FIT)制を用いて市場拡大に力を入れたドイツの場合、FITのコストを含めても、許容範囲内のコストで2020年までに電力の25%を再生可能エネルギーで賄うことが可能と見込まれている
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